浄土真宗の教え ―私たちのよりどころ―

人生には誰しも苦しみや悩みがあります。浄土真宗では、そのような私たちに、阿弥陀さまの「本願(ほんがん)」というありがたいお救いがあることを説いています。

目次

阿弥陀さまの本願とは

阿弥陀さまは、すべての人々が救われることを願って、「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」というお念仏をとなえる人を必ず救うと誓われました。これを「本願」と呼びます。この本願は、善い人だけでなく、煩悩を持つ普通の私たちをこそ救おうとする誓いです。

親鸞聖人のみ教え

親鸞聖人は、この阿弥陀さまの本願を深く信じ、私たちに伝えてくださいました。聖人は「自分の力で悟りを開こうとするのではなく、ただ阿弥陀さまを信じ、お念仏を申しなさい」と説かれています。

日々の暮らしの中で

お念仏は特別な修行ではありません。日々の暮らしの中で、阿弥陀さまのお慈悲を思い、「南無阿弥陀仏」と称えることです。それが浄土真宗の実践なのです。

おわりに

悩みや迷いの中で、「南無阿弥陀仏」のお念仏は、私たちの心の支えとなります。阿弥陀さまは、いつでもどこでも私たちを見守っていてくださるのです。

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