報恩講について

報恩講は、宗祖である親鸞聖人のご命日法要で、聖人に対して報恩感謝の思いをあらわす、大切な法要です。全国の浄土真宗本願寺派のお寺では、それぞれの地域やお寺の伝統に基づいて報恩講をお勤めしています。

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当寺の報恩講

当寺では毎年11月の第2日曜日に報恩講をお勤めしています。この時期に門信徒の皆様が集まり、共に親鸞聖人の教えに触れ、お念仏をいただく大切な機会となっています。

報恩講では、ご講師をお迎えし、親鸞聖人のみ教えにあらためてふれさせていただきます。この尊い法座を通して、私たちは日頃見過ごしがちな阿弥陀如来のおはたらきを思い起こし、南無阿弥陀仏のお念仏をいただく喜びを新たにいたします。報恩講は、何より親鸞聖人への感謝、そして教えを伝えてくださった先師方への感謝と、私たち自身が阿弥陀如来に生かされていることを深く感じる大切なご縁です。

本山(本願寺)の御正忌報恩講

本願寺(西本願寺)では、毎年1月9日から16日にかけて、親鸞聖人のご命日に合わせた御正忌報恩講が厳修されます。全国の門信徒が集い、親鸞聖人のご恩徳に報いるための大切な法要であり、本願寺におきましても数ある法要の中で最も重要な法要です。

おわりに

報恩講は、阿弥陀如来の本願によってはぐくまれた親鸞聖人のみ教えを共に味わい、喜ばせていただく大切な機会です。ご家族そろってぜひお寺にお参りいただき、「南無阿弥陀仏」のお念仏をご一緒に称えましょう。

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