年回法要は、ご命日を縁として、故人を偲び、共にお念仏をいただく法要です。浄土真宗では、阿弥陀如来様の本願に出遇わせていただいたご縁を思い、感謝の気持ちをお表しする機会となっています。
目次
年回法要の意味
浄土真宗における年回法要は、単なる追善供養ではありません。故人を縁として、あらためて阿弥陀如来様の本願に触れ、お念仏をいただく大切な機会です。
年回法要の時期
主な年回法要は以下の通りです:
- 初七日
- 四十九日
- 百か日
- 一周忌
- 三回忌
- 七回忌
- 十三回忌
- 十七回忌
- 二十三回忌
- 二十七回忌
- 三十三回忌
- 五十回忌
法要の勤め方
年回法要では、以下のようなお勤めを行います:
- 正信偈(しょうしんげ)
- お念仏
- 回向(えこう)
ご家族の皆様と共にお勤めをし、み教えに触れる機会となります。
準備について
年回法要の際には、以下のような準備が一般的です:
1. お内仏(仏壇)まわり
- お花の準備
- お供えものの用意
- お掃除
2. ご参列の方への準備
- 案内状の送付
- 座席の準備
- お斎(とき)の準備
おわりに
年回法要は、故人を縁としてお念仏に出遇わせていただく大切な機会です。ご不明な点がございましたら、お寺までお気軽にご相談ください。また、日程のご相談や準備についても、できる限りご協力させていただきます。