正信偈(しょうしんげ)は、宗祖親鸞聖人が浄土真宗の教えの真髄を表された大切なお経です。毎朝のお勤めでお称えする基本的なお勤めとして、多くの方に親しまれています。
目次
正信偈とは
「正信偈」は、「正しい信心の偈文(げもん)」という意味です。阿弥陀如来の本願を説かれた七人の高僧のみ教えと、浄土真宗の要であるお念仏による救いが力強く示されています。
お勤めについて
正信偈は、以下のような場面でお称えします:
- 毎朝の本堂やお内仏でのお勤め
- 葬儀・ご法事の際
- 永代経法要
- 報恩講法要
※お内仏とは、浄土真宗における家庭用の仏壇を指します。
意味を知ることの大切さ
正信偈は漢文で記されていますので、はじめは難しく感じられるかもしれません。しかし、その一文一文に阿弥陀如来の本願による救いが説かれており、学んでいくことでお念仏の教えをいっそう深く味わうことができます。